黒ビールは何故黒い?? ![]()
もし、熊より先に白熊が発見されていたら、白熊が熊で熊は黒熊と呼ばれていたに違いない。
アイルランドのギネス社がこの世に生み出した世にも不思議な黒いビール。
他のメーカーの黒ビールもギネスの製法に殉じて黒ビールを製造している。
では黒ビールは何故黒ビールなのか?
以外と知らずに飲んでいる人が多いようである。飲んでいる人々の会話に耳を傾けていると、
「麦の品種が違うんだ」←これは正解
「どう違うかって言うとハイジは山で黒いパン食べてたろ、都会に行って白いパン見て感動してたじゃん。黒パンの麦でつくってんだよ。」←間違い
ビールの主原料は大麦麦芽とホップと水であるが、黒ビールの場合、大麦麦芽とホップと水と焙煎した麦(麦芽では無い)と 隠し味に焙煎した麦のフレーク なのだ。このフレークのおかげでクリーミーな泡が立つ。あの香ばしい香とコーヒーのような色はまさしくコーヒーと同じ理屈、焦がした麦によって得られるのである。
日本国内で売られている瓶の黒ビール、ギネスビールも含めすべて日本国内で作られている。残念ながら本場アイルランドの味わいには遠く及ばない。
しかし、近年では本場アイルランドから少量だが樽生のギネスが輸入され日本でも飲むことができる。輸入元のサッポロビールのHPで飲める店を確認できるので、本物を飲みたい方は参照するとよい、
当然ながらDonJuanでも飲むことが出来る。
ギネス社のもうひとつの顔、それがギネスブックである。
この偉大な黒ビールのメーカーがギネスブックの発行元と言うことも意外と知られていない。
(余談ではあるが飲食店に☆をつけてランク付けするミシュランガイドブックのミシュランはタイヤ屋である。)
ギネスブックとは飲みやでの酔っ払い同士の自慢のしあいをギネス社が大真面目に裁定をし、公式記録として、自社のコースターに記録を掲載したのがはじまりでそれを毎年 一冊の本に編纂したのがギネスブックである。さらに日本で知られていないのが、愛すべきギネスビールのキャラクター達である。
日本でも近年、企業キャラクター(佐藤製薬のサトチャン、不二家のペコチャン)などの人気がお宝ブームの影響で上がっていたが、ギネスビールのキャラクターは70年近い歴史があり、かの世界的に有名なオークションハウス、イギリスのクリスティーズ (世界のレア物:ワイン、時計、アンティーク等 の相場はクリスティーズで決まると言っても過言ではない)ではギネスグッズの専門オークションが開かれるほどである。しかし日本での知名度は皆無である。